ひとつぶの麦

To Him be the glory and dominion forever and ever.

いる場所がなかった

2022.12.4  


Sunday Service 

ルカの福音書 2章7節

『 宿屋には彼らのいる場所がなかった』


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  1. マタイによる福音書
    ・1章1-17は夫ヨセフの系譜。
    ・マリヤの懐妊に関して、ヨセフ視点で綴られている。

  2. ルカによる福音書
    ・3章23-28は妻マリヤの系譜。

    ・マリヤの親類エリサベツの懐妊、マリヤ視点の懐妊の話が続く。

 

 

着目点

  • マリヤの覚悟・ヨセフの覚悟 (ルカ1章、マタイ1章、ヨハネ1章9-14)
  • 彼らのいる場所

 

学び

  1. マリヤの覚悟
     "あなたのおことばどおり、この身になりますように。" (ルカ1章38)

  2. ヨセフの覚悟 (マタイ1章18-24)

  3. 救い主イエスは飼い葉桶に寝かせされた。
    (1)”宿屋には彼らのいる場所がなかった”。
    ・降誕劇では設定が固定されている事が多い。(例えば”博士は3人”、”宿屋は満室”など)
    ・宿泊施設では、満室となっていても予備として部屋を空けている事もあるらしい。当時の宿屋はどうだったかわからないが・・・

    (2)情勢的な要因?
    ・各人が自分の町に戻る必要があった。勅令(住民登録)のため。
    ・他者への余裕・余地がなかった???

    (3)親類や知人たちに頼ることは出来なかったのだろうか?
    ベツレヘムは彼らの町。(親類がユダの町にいることはルカ1章に記載あり)
    ・マリヤの懐妊は神によるもの(ヨハネ1、ルカ1)。
     しかし、人間的に見ると婚姻前の懐妊。これは当時の風習的に受け入れがたいことだったと思われる。

 

*「あなたのいる場所はありません。」というような言動をとっていないかな?

 


合わせて読もう!

降誕節です。
私たちの教会では、以下の箇所を開きました。

  1. ルカ1章26-38節、39-56節
  2. マタイ1章18-24節
  3. ルカ2章1-20節
  4. マタイ2章1-12節
  5. ルカ2章21-40節、マタイ2章13-23節
  6. ヨハネ1章1-18節

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サムネ bess.hamiti@gmail.comによるPixabayからの画像